【Windows11対応】PostgreSQLのインストール手順

PostgreSQLインストール手順
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ここでは PosgtgreSQL をインストールする手順を解説します。

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PosgtgreSQLをダウンロードする

PostgreSQLの公式サイト(https://www.postgresql.org/)にアクセスします。

ページ中央の「Download→」ボタンをクリックします。

PosgtgreSQL公式ページ


ダウンロードページの「Windows」ボタンをクリックします。

PosgtgreSQLダウンロードページ



Windows installers ページの本文内にある「Download the installer」をクリックします。

PosgtgreSQLインストーラダウンロード


enterprisedb.com のページに移動します。
一番上にある最新バージョンの Windows x86-64列のボタンをクリックします。


インストーラのダウンロードが開始しますので、任意の場所に保存します。

PosgtgreSQLをインストールする

ダウンロードしたインストーラを実行します。

実行するとセットアップ画面が表示されます。

「Next」をクリックします。

PostgreSQLインストール


インストールするディレクトリを設定します。
デフォルト設定で問題なければ「Next」をクリックします。

PostgreSQLインストール


インストールするコンポーネントを選択する画面が表示されます。

デフォルトでは全てのツールが選択されています。
インストールが不要な場合は、チェックボックスをクリックし、チェックを外して「Next」をクリックします。
※PostgreSQL Server を使用するには、Command Line Tools のインストールも必要になります。

各コンポーネントの概要は以下のようになっています。

コンポーネント概要
PostgreSQL ServerPostgreSQL のサーバ本体
pgAdmin 4PostgreSQL の管理や操作を行う GUI ツール
Stack BuilderPostgreSQL の周辺ツールをインストールするユーティリティ
Command Line ToolPostgreSQL のコマンドラインツールとライブラリ


データベースクラスタを保存するディレクトリを設定します。
基本的には初期設定のままで問題ありませんので「Next」をクリックします。

データベースクラスタ」はPostgreSQL独自の用語で、1つのサーバインスタンスによって管理されるデータベースの集合体を意味します。

PostgreSQLインストール


スーパーユーザ postgres のパスワードを設定します。パスワードは確認のため、同じものを 2 回入力します。

ここで設定したパスワードは、データベースへの接続時に必要になるので、忘れないようにしてください。パスワードを入力したら、「Next」をクリックします。

PostgreSQLインストール


クライアントの接続を受け付けるポート番号を設定します。
基本は初期設定の5432のままで問題ありませんので、そのまま「Next」をクリックします。

PostgreSQLインストール



ロケールの設定です。

デフォルトは “[Default locale]” になっており、Windows 環境のロケール設定が参照されます。
ただ、ロケールを使うと、インデックスが使われないなどの性能への影響が出る事があるようですので、ロケールを設定しない「C」を設定することをおすすめします。
・参考(外部): Let’s POSTGRES-ロケール(国際化と地域化)

ドロップダウンリストから「C」を選択して「Next」をクリックします。

PostgreSQLインストール


インストール設定の確認画面が表示されます。
「Next」をクリックします。

PostgreSQLインストール


準備完了画面が表示されます。
「Next」をクリックします。

PostgreSQLインストール


インストールが完了すると、Stack Builder 起動確認画面が表示されます。(Stack Builderをインストールした場合のみ)
起動しない場合は、チェックを外して「Finish」をクリックします。

PostgreSQLインストール

これでインストールは完了です。

動作確認

インストールが完了したら、SQL Shell (psql) を実行してみます。

Windowsメニュー > すべてのアプリ > PostgreSQL 14 > SQL Shell (psql) を起動します。

PostgreSQL動作確認

初期設定でインストールした場合は、[]内に記載されている設定で接続できますので、「Server」 「Database」「Port」「Username」「Client Encoding」では、何も入力せずに Enter を押していきます。「ユーザー postgres のパスワード」 は、インストールで設定したパスワードを入力します。



データベースに正常に接続できると、psql のプロンプト postgres=# が表示されます。

PostgreSQL動作確認



\l と入力すると、データベースの一覧が表示されます。

PostgreSQL動作確認

psql を終了するには \q を入力した後に、任意のキーを入力します。

Windowsのパスを通す

Windowsのスタートメニューを開き「環境変数」と入力します。
検索結果に表示される「システム環境変数の編集」をクリックします。

システム環境変数の設定



ユーザ環境変数の項目で「Path」を選択して、「編集」ボタンをクリックします。

システム環境変数の設定



環境変数名の編集画面で、右側の「新規」ボタンをクリックして、項目にPostgreSQLの実行ファイルが保存されているディレクトリを入力します。
通常であれば、「C:\Program Files\PostgreSQL\14\bin」になります。
登録したら「OK」をクリックして設定を終了します。

ユーザー環境変数



パスが通っているか確認します。
コマンドプロンプト起動して、以下のコマンドを入力します。


以下のように、postgresプロンプトが表示されればパスが正常に通っています。


PythonでPostgreSQLを操作する方法はこちらの記事で解説しています。
・関連記事:PythonでPostgreSQLを操作する(psycopg2)


・関連記事:【Windows11対応】MySQLのインストール手順
・関連記事:PythonでMySQLを操作する(PyMySQL)