【地獄!?】40代エンジニアの転職成功体験談

40代エンジニアの転職体験談
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この記事では、私自身の転職活動の経験をお伝えします。

私はエンジニアとしてこれまでに2回転職をしていて、1回目は20代で異業種への転職、2回目は40代で運良く大手メーカーへの転職に成功しています。

そこで、これから転職活動を始めようか悩んでいる方や、転職活動中の方のお役に立てればと思い、私の経験や失敗談などをまとめることにしました。

特に、「地獄」「厳しい」と言われている40代での転職を考えている方にとっては、多少なりとも参考になると思いますので、ぜひご一読頂ければと思います。

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転職時の状況

私が転職した時の状況は、それぞれ以下のようになります。

1回目
  ・25歳未婚
  ・経験職種:生産技術

2回目

 ・40歳既婚(子供2人)
 ・職種:生産技術・品質管理・IoTエンジニア・データ分析(Python)
 ・TOEIC:750点
 ・役職:管理職

という状況です。

ご覧の通り様々な職種を経験しており、現在は、製造業でのDX推進が主な業務ですので、社会人1年目の職種と、現在の職種は全く違うものになっています。

ただ、その時々で真剣に仕事に向き合った事で、幅広いスキルを身につけることができ、今の仕事に役立っている事を実感しています。

ちなみに、2回の転職どちらでも20%~30%年収アップしており、現在ではとても満足できる収入を得ることができています。

ここでは、転職しようと思ったきっかけや、転職活動の流れ、適正試験・面接対策、失敗したことなどを紹介していきたいと思います。

転職を決意した理由

転職しようと思ったきっかけですが、1回目はズバリ「収入」です(笑)

新卒で入社した1社目は、虚偽の情報を出しているのではないかと思うほど、四季報などで公開されている平均年収と、上司・先輩から聞く数字が合わないような会社でした。。

そこで、早めに見切りをつけて、第二新卒と言われる入社後3年目で転職しました。
きっかけは収入面でしたが、結果的には、早めの決断が自身のキャリア面でも正解だったと思っています。

1社目で仕事を続けていたら、転職後に経験したような仕事は出来なかったと思いますし、絶対に後悔していたと思います。


2回目の転職を決めた理由は、会社の将来性への不安と、やりたいことが出来る環境では無くなった事が理由です。

2社目では収入面での不満は無く、それなりに満足できる状況ではありました。
ただ、業界の急激な環境変化の中で、会社の事業ポートフォリオが偏っていた事もあり、業績が悪化していくことが明らかでした。

また、自身がやりたい事も、業績悪化に伴いその会社では満足に出来ない状況になり、転職を決意しました。

とはいえ、子供も居て収入は維持する必要があった為、在職しながら転職活動をしました。
転職が上手くいかなくても困らない状況にすることで、焦らずマイペースで活動する事ができました。

これから転職活動を始めようとしている方は、今の仕事は辞めず、在職中に転職活動する事をオススメします。

面接時にも辞めた理由を聞かれるので、次の就職先が決まっていない状態での本人都合による退職は、計画性が無いと見られる事が多いようです。

ただし、心身の健康を崩してしまうほど悩んでいる方は、この限りでは無いと思います。
健康を害してしまっては、転職活動もままならないと思いますので、まずは健康を第一に、決断頂ければと思います。

40代の転職が「地獄」「厳しい」と言われている理由

40代の転職は、厳しいだけでなく地獄と言われています。
Google検索でも「40代 転職」と入力すると「地獄」「厳しい」がサジェストに表示されます。

これには正直驚きました。
もともと40代の転職は、厳しいものだと覚悟していたせいかもしれませんが、実際に活動をしていても、地獄とは思わなかったです。
とはいえ、応募した求人数は10社は超えていて面接に進んだのは3社(30%以下)で、20代の時は80%以上の割合で面接には進めたので、厳しかったのは事実ですね。。

ちなみに、調査データによると平均応募者数は、40代前半:10.1社、40代後半:12.1社 との事ですので、私の場合は平均値を超えています。引用:マイナビ転職【転職活動、何社応募した?】


40代の転職が「地獄」「厳しい」と言われる一般的な理由を整理してみました。

40代の転職が厳しい・地獄と言われる理由
 ・40代向けの求人数が、20代・30代に比べると圧倒的に少ない
 ・若手と比較すると扱いにくいと判断される
 ・マネジメントスキルが求められる
 ・自己評価が甘く、実際の市場価値とギャップがある
 ・年収や役職にこだわっている

40代向けの求人数が、20代・30代に比べると圧倒的に少ない

20代・30代に対して、40代では高い専門性を求められ、管理職での採用となる事が多い為、求人数は当然少なくなります。

高齢化による労働人口減少で、40代でも積極的に採用している企業は増えているものの、若手の人材を欲しがっている企業が多いのが現実です。

若手を採用したがる理由としては、長期的に働けることや、教育すれば自社の核となる人材になれるポテンシャルがあるからです。

時代は違いますが、実際に私が20代に転職活動をした時に比べて、40代の時に選べる求人は圧倒的に少なかったです。

若手と比較すると扱いにくいと判断される

40代になると、長い社会人経験で考え方や仕事の型が固まってしまっていて、柔軟性を欠いていると判断されやすいです。

やはり、そのようなリスクを負うよりは、同等のスキルを持っている20代や30代の応募があれば、柔軟性を持っている若手の方を採用するのは、当然の選択だと思います。

実際、入社後に上司と会話した時に、社内に適応できるか心配だったと言われました。

マネジメントスキルが求められる

企業が考える40代は、プレーヤーとしての戦力だけではなく、コミュニケーション能力・問題解決能力・指導力といったマネジメントスキルを重要視しています。プレイヤーとしての求人もあるにはありますが、よほど高い技術力や専門性が無いと厳しいです。

私は、管理職としてマネジメント経験があったため、その点は評価されたようです。

自己評価が甘く、実際の市場価値とギャップがある

これまで何十年も仕事を続けてきた事で自信過剰になってしまい、自己評価が高くなってしまう傾向があるようです。ですが、自身の市場価値は、自分が思っているほど高くはないというのが現実です。

特に大企業に勤めている方は注意が必要です。大企業では業務が細分化されていて、限られた業務しか経験していないため、狭い範囲のスキルしか身についていない場合が多いです。

また過去の成功体験を元にした自信も注意が必要です。
大きな成果を出したといっても、多くの場合は、チームで行っているので、自分一人の力で達成したわけでは無いと思います。その時の状況を振り返り、結果ではなく、自分がその中でどのような役割を果たしたのか、活かしたスキルは何かを整理しましょう。

40代での転職は、根拠のない自信は持たずに、謙虚な姿勢で臨むのがちょうど良いと思います。

年収や役職にこだわっている

40代の転職が地獄だと言われる理由として、年収などの待遇の折り合いが付きづらいという事があるようです。

40代での転職の場合、年収が転職前と比べて下がってしまう可能性が高く、厚生労働省の雇用動向調査結果によると、40代前半の転職者のうち約28%は賃金が減少し、変わらないと解答したのが約31%となっています。

40代で転職するのであれば、年収が下がる可能性が高いことを十分認識しておいた方が良さそうです。

ただ、逆に年収が上がった人の割合も約39%居ることも事実です。
実際に私も、20%以上の年収アップを実現していますので、年収アップの可能性は十分に有る事は事実です。

私の場合、結果として転職により年収はアップしましたが、元々は年収は下がる覚悟を持って望んでいました。面接でも希望年収を聞かれた時には、当時の年収より低く答え、まずはやりたい事ができれば良いと回答していました。

40代の転職を成功させる方法

地獄・厳しいと言われる40代の転職活動を成功させられたのは転職エージェントを上手く活用できたからだと思います。

活動を開始した際には昔と違って、様々な転職サイトやエージェントがありましたので、その中から40代でも求人が多くありそうなサービスに複数登録しました。

2回目は、時代も変わり様々な転職サイトやエージェントがありましたので、その中から30代・40代でも求人が多くありそうなサービスに複数登録しました。

エージェントを利用するメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。

メリット
・転職サイトには掲載されいていない求人を紹介してもらえる
・履歴書・職務経歴書の書き方の指導や添削をしてもらえる
・過去に面接で聞かれた質問の情報を入手できる
・自分の希望やスキルに合っているか、ミスマッチがないか意見をもらえる


デメリット
・希望の求人に応募できないことがある
・応募や内定を急かされて、自分のペースで活動を進められない
・アドバイザーの質に差がある(偉そう、面倒見が悪い、連絡が取れない)


このようにデメリットもありますが、自身の経験からはメリットの方が大きく、転職エージェントを利用した方が、効率的に転職活動を進められると思います。

特に40代では、ポジションなども上がってくるため、基本的に転職エージェントを通じて応募することをおすすめします。

転職サイトに求人を出している企業は、年齢や学歴、転職回数などのフィルターを設けていることがあるため、転職サイトからの応募では、自動的に落とされてしまうことがあります。

私の場合、転職サイトは主に、履歴書・職務経歴書の書き方や、自己PR・志望動機のサンプルや書き方のポイントを勉強させて頂きました。

おすすめの転職サイト・転職エージェントは以下の記事にまとめています。
私自身は、最終的にビズリーチでヘッドハンターからのスカウトを頂き、転職に成功しました。
ビズリーチホームページ

エージェント経由で異業種にも応募しましたが、書類選考を通過したのは1社だけでした。
やはり40代での異業種での採用はかなり厳しいと思います。

転職活動を始める前に準備したこと

転職活動を始めるときには、まず自己分析から始めました。自分がやりたい事や、将来自分がどうなりたいかを明確にする事です。

これが明確になっていないと、転職活動の軸が定まらず、応募する企業や職種の判断基準が曖昧になり、志望動機などもうまくまとめられなくなりますので、時間をかけてじっくり考える事をおすすめします。

次に、自身の経歴を棚卸ししました。

経歴の棚卸しは、転職サイトやエージェントに登録する際に、職務経歴の登録が求められますので、必然的に実施することになります。

1回目の第二新卒での転職時には、経歴が浅いためアピールできる事が少なく苦労しました。
それでも、研修で身につけたスキルや、小さな成果でも恥を忍んで記載し、そこから自身の強みや自己PRにつなげるように工夫しました。

やりたい事や自分の強み・弱みがわからない方、自己分析をどのように行うか悩んでいる方は、以下のようなサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

キャリアアップコーチング


2回目の転職活動の時は、社歴も15年程で長かったため、直近3年間の業務内容をアピールしました。特に自分の場合は、やりたい事と直近の仕事内容が近かったのでアピールはしやすかったです。

40代向けおすすめ転職サイト・エージェント

実際に利用して良かったおすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。

ビズリーチ(スカウト型)

運営会社株式会社ビズリーチ
公開求人数約7万6000件
特徴・年収1,000万円以上の求人を多数掲載
・国内最大級のハイクラス転職サイト
・企業やエージェントから直接スカウトメールが届く
対応地域全国
公式サイトhttps://www.bizreach.jp/

ビズリーチは、年収の高い求人が多くハイクラス向けの転職サイトになっています。

年収500~600万円辺りから、求人が添付されたスカウトメールが届くようになるので、年収500万円以上の方におすすめです。

有料機能もありますが、基本は無料枠で十分だと思います。私も実際に利用していましたが、無料枠で全く問題ありませんでした。

ヘッドハンター(エージェント)からのDMが多いため、わずらわしく感じる方も居るかと思います。
ですが、逆にここへ登録しておけば、希望する業界に強いエージェントから連絡を受けることが出来るので、自分から探す手間が無く、忙しい方にはおすすめだと思います。

私も実際に、ビズリーチのDMで連絡が来たエージェントに登録して、そこを経由して内定を頂くことが出来ました。

ヘッドハンターは、転職支援実績から算出されたスコアが付いていて、S~Dのランク付けがされています。ランクが高いヘッドハンターから連絡を受けたら、積極的にコンタクトを取りましょう。

また、企業の採用担当から直接スカウトメール(プラチナスカウト)が届くこともあります。
これは面談が確約されているものなので、条件が良くなかったり、あまり関心が無くても、まずは返信してみましょう。
自分がどんな事で評価されているか、客観的に知ることができる良い機会になると思います。

JACリクルートメント(エージェント型)

運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント
公開求人数約1万5000件
特徴・業界別の担当者が付き、リアルな企業情報を得られる
・外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに特に強み
・JACの独占非公開求人が多数有り
対応地域全国
公式サイトJAC Recruitment

ジェイエイシーリクルートメントは、外資系や日系大手の役職付き求人が多く、キャリアアップや年収アップ、ハイクラス求人を求める人に向いている転職エージェントです。

約800名の転職エージェントが在籍し、利用者一人に対して担当が一人付く形ではなく、業界別に担当が付くため、専門性が高く詳しい情報を持っています。

このシステムの強みとして、エージェントが直接、企業の人事と利用者の双方とやりとりをしてくれるため、手当てに関する事など企業への突っ込んだ質問に対しても、スピーディに対応してもらえました。

他の転職サイトで関心を持った企業の求人について問い合わせをした際も、担当者をすぐに紹介してくれます。

担当者が複数人になると、面倒な事が多くなるかと心配していましたが、エージェント間でしっかりと情報共有されている為、特に面倒なことはありませんでした。

面接前には、過去の採用傾向や求める人物像などについてアドバイスをもらえるので、面接対策を十分に行えます。

リクルートエージェント(エージェント型)

運営会社株式会社リクルート
公開求人数約20万5000件
特徴・業界No1の求人数<
・キャリアアドバイザーによる書類作成や面接のアドバイスまで幅広いサポート
・Webツールが高機能で書類作成や日程調整がサイト上で簡単に行える
対応地域全国
公式サイトhttps://www.r-agent.com/

リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントです。幅広い年齢層に対応していて、40代でも手厚いサポートが受けられます。

面談の日程調整や求人のレコメンド、面接後のフォローなどが充実しています。

業界最大手ですので、何と言っても求人数が圧倒的に多いです。また、非公開求人もマイページで検索して簡単に閲覧することができます。

転職活動時には登録しておいて間違いのない転職エージェントです。

私も1回目の転職時にはリクルートエージェントを利用して転職に成功しました。
はじめはリクナビNEXTに登録した後に、エージェントからDMが届いて登録という流れでした。

リクナビNEXTは、20代~30代向けが主なターゲットになっていますので、40代では初めからリクルートエージェントに登録する事をおすすめします。

転職エージェント利用時の流れ

転職エージェントを利用する際の流れは、以下のようになります。

STEP1. 転職エージェントのサイトに登録する
STEP2. 担当エージェントと面談・カウンセリングを実施
STEP3. 希望業界・職種の求人紹介をもらう
STEP4. 応募書類の確認・添削・面接対策
STEP5. 企業との面接・内定・条件と入社時期の交渉

STEP1. 転職エージェントのサイトに登録する

気になる転職エージェントのサイトから登録します。

登録の際に職務経歴を登録する必要がありますので、事前に準備していない場合はそこそこ時間がかかります。

後で変更することも可能ですので、経歴が多く書き方が分からない場合などは、まずは直近の主な経歴を登録して進めることをおすすめします。担当エージェントに書き方を相談してみましょう。

登録すると、エージェントから面談予約の案内メールが来ますので、面談希望日時を返信します。
私の場合は、当日か翌日にはメールが来ました。

STEP2. 担当エージェントと面談・カウンセリングを実施

STEP1 で予約した面談を実施します。
面談は、電話かWebまたは対面で行います。

私の場合、1回目20代での利用時(大昔・・・)は対面での面談でしたが、2回目はどのエージェントも電話での面談でした。

電話での面談時間は60分もかからずに終了しました。
エージェントとは、登録した情報を元に、転職理由や希望条件、今後のキャリアなどについて会話します。
ここでの会話を元に求人を選定して連絡をくれるようになりますので、正直に伝えてください。

JACリクルートメントの場合は、一応面談担当のエージェントが居ますが、面談後にその担当者が継続的に面倒を見てくれる訳ではなく、個人情報として登録した情報を担当者間で共有して、進める形でした。

STEP3. 希望業界・職種の求人紹介をもらう

面談後、希望に沿った求人をメールで紹介してもらいます。

求人案件の詳細情報は大手エージェントであれば、Webサイトのマイページなどで確認する事ができます。ツールが無いエージェントの場合は、PDFなどがメールに添付されて来ますので、そちらで確認します。

中には、自分の希望と違う求人が送られてくることもあります。希望しない求人はその旨を返信します。詳しく内容を確認したい場合は、遠慮せずにエージェントに連絡して確認しましょう。

STEP4. 応募書類の確認・添削・面接対策

紹介された求人に応募する旨を伝えると、すぐに書類選考に進みます。

応募する前には、書類の添削を依頼しましょう。
サービス登録の際に、主な内容のみで簡単に済ませた場合は特にこの段階で見直しを行います。

応募する際には、まずエージェントから指定された履歴書と職務経歴書で応募しますが、その後の面談に進む前に、企業側から指定された書類の提出が求められる事が多くあります。

ここで、自己PRや志望動機などは、各応募先企業や職種に合った内容に見直しを行います。
エージェントにも積極的に相談して、仕上げていきましょう。


書類選考を通過すると、適性試験や面談へと進みます。

面談では、過去の質問事例や、どんな人が内定したかなど、詳細に教えてもらえるので、できる限り情報を収集して面接の対策をしてください。

STEP5. 企業との面接・内定・条件と入社時期の交

書類選考を通過すると、面接に進みます。面接は2回の場合が多いと思いますが、3回~5回という所もあり、企業の規模や職種によってバラツキがあるようです。

コロナ禍では、転職時の面接も対面だけでなくオンライン面接が取り入れられるケースが増えていると思います。

オンライン面接でも「身なりを整える」ことはもちろんですが、「エピソードを踏まえた具体性」「簡潔さ」「熱意や想いを丁寧に伝える」といったポイントはしっかりと抑えましょう。

面接前には、キャリアやアピールポイント、自分が貢献できる点、入社してから実現させたいビジョンなどを、具体的にスムーズに伝えられるように、言語化してまとめておきましょう。

私は、エージェントからもらえる過去の質問例に対して、全ての回答を事前に準備しておきました。

エージェントから聞いた話ですが、志望動機や実現したい事に具体性が無い人が多いようで、その点が合否を左右するようですので、より具体的に思いを伝えられるように、考えをまとめておきましょう。

面接後はエージェントにすぐに連絡を取って、企業側への御礼の伝言と共に、改めて志望意識を伝えてもらうお願いなどをしても良いと思います。

面接の結果は、エージェントを通して連絡がきます。

内定となれば、転職エージェントを通じて年収や入社時期の交渉を行い、転職活動は終了となります。

内定がもらえなくても、心を折らずに次の案件へと気持ちを切り替えていきましょう。

適性検査(SPI)対策

40代での転職活動の際は、SPIはWeb試験でしたので自宅のPCから実施する事ができました。

始めてWeb試験を受けたときには、要領がいまいち分からず、時間を無駄に使ってしまい、途中から要領が分かり、慌てて回答しました。

その為、点数はあまり良くなかったと思いますが、幸いその企業から内定をもらうことができました。SPIは、最低限の得点が取れていれば、あまり重視されていない気がします。

とはいえ、点数が良いに越したことはないので、ある程度は勉強することをオススメします。
コツがあるので勉強しておかないと、答えられない問題が多くなると思います。

適性検査(SPI)については様々なサイトで解説されていますので、調べてみてください。

SPIとは?能力検査(言語・非言語・英語)・性格検査のSPI問題例を紹介 - リクナビ就活準備ガイド
就活の採用選考時に受検する機会がある「SPI」。就活準備を進める中で、名前を耳にした学生さんも多いのではないでしょうか。SPIにはどんなジャンルの問題が出るのか、問題例と共に紹介。また、受検の前にどのような準備をしておくとよいかについて解説します。



試験勉強は、以下のシリーズを使用しました。

面接対策

面接に向けた準備は、エージェントから入手した過去の質問例に対して、事前に全て答えを考えておきました。

これを実施したことで、自己分析を深めることにもつながり、より自信を持って面接に望むことができました。

質問内容は主に、

・自己紹介、職務内容、志望動機、転職理由
・経歴、志望動機、会社でやりたいこと
・やりたいことは現職の会社で出来ないのか
・これまで最も貢献度が高かった業務経験・研究内容
・取り組みの中でチームワーク・リーダーシップ・部下育成面ではどのような成果を出したか
・部下や後輩の教育をするときに気を付けていること、工夫していることはなにか
・仕事の中で周りの人間をどのように巻き込んできたか

といった内容でした。

ポイントは「エピソードを踏まえた具体性」と「簡潔さ」になります。
エピソードはダラダラと長く話さず、簡潔に伝えられるようにまとめておきました。

基本的なことですが「ビジネスパーソンとしての身だしなみ」「受け答えのわかりやすさ」「明るさ、誠実さ、前向きさ」といった点を抑えて、ハキハキと受け答えをしました。

メラビアンの法則というものがあり、視覚情報が人に与える影響が大きいと言われていますので、特に表情は明るい印象を与えられるように意識しました。

メラビアンの法則とは|意味や具体例・ビジネスでの活用方法 | 記事・トピックス一覧 | 法人のお客さま | PERSOL(パーソル)グループ
PERSOL(パーソル)グループ|「メラビアンの法則」はコミュニケーションにおいて、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%のウェイトで影響を与えるという法則です。よく「人は見た目が重要」といった見解の根拠として用いられがちですが、この解釈は間違っています。本記事では、メラビアンの法則の正しい意味とビジネスに...

今はコロナ禍という事もあり、Web面接の所が多いと思います。事前にカメラ越しに、表情や音声がどのように伝わるかを家族や知人などに確認してもらうのも良いと思います。

以下の書籍も参考にしました。

自己PR

企業が40代を求めている理由は、「即戦力」を求めている他ありません。

入社したらどのような貢献ができるのかという観点から、応募先企業・応募職種が求める人材にマッチするアピールポイントを的確に伝えましょう。
特にこの年代では、人間性よりは、スキルやマネジメント力に重点を置いてアピールする必要があります。

志望動機

応募先企業の志望理由 → 応募職種の志望理由と整理して、なぜその企業・職種を希望しているのかを、自身の経験やスキルなどを交えて説明できると良いと思います。

この年代で「興味があるから」「やりたいから」と言った気持ちだけの表現は避けましょう。

転職理由・退職理由

本音としては、今の仕事環境や給料面に不満がある事がほとんどだと思います。ただ、ここでは建前を優先して、必ず前向きな理由を伝える事と、志望動機とも連動させる事も意識しましょう。

応募先企業が、転職理由を聞く理由として、「入社後にすぐに辞める事にならないか」「自社とのマッチング」という点があります。

もし、人間関係が上手くいかない事が理由だとすると、本人に問題があると思われる可能性もありますし、どこの職場でも人間関係が全く問題が無い事はありえないので、また問題があったら辞めてしまうと思われてしまいます。

私の場合は、前職でやりたい事が出来るように実績を上げて、役員などの上位層へも懸命に働きかけたが、会社の状況によって出来ないため、実現のために転職を決意した事を説明しました。

本音としては、将来性の不安がありましたがその点は伝えていません。将来性に関しては、今やどの企業に居てもゼロという事は無いので、言っても仕方無い事ではありますので。。

職務経歴

応募企業、応募職種に合わせてポイントを絞って伝えましょう。
20代の頃の経歴などは省いて、時間軸は意識せずにメリハリを付ける事が重要です。

ここでは、ただ成功実績をアピールするのではなく、実績を挙げた経験から「どのような学びを得たのか」「得た学びをどのように活かせたか」までを説明できるように準備しましょう。

転職活動で失敗したこと

応募書類の提出期限を過ぎてしまった

提出期限で指定された時間を勘違いしていて、仕事中にエージェントから時間がかかってきて、焦って提出しました。後で見直したら、一部おかしな文章になっていた事に気づき、血の気が引きました。。

ですが、結局その会社に内定を頂くことが出来ました!(笑)

当然ですが、提出期限はしっかり確認して、期限前に提出しましょう。


応募職種が思っていた内容と違っていた

業務内容が、希望していた職種と全く関係無い事だと、面接中に気づきました。。
全然かみ合わない事を話していたので、先方にも申し訳なくなりました。

エージェントは、希望職種以外の案件もばんばん送ってくるので、応募の際にはしっかりと業務内容を確認しましょう。

もらっても無駄な労力を使うだけなので、焦らずによく考えて応募しましょう。

まとめ

転職して全てが満足できるかというとそうではない部分もありますが、総合して考えるとやはり転職して良かったと思っています。

自分は思ったら行動に移すタイプなので、転職にはすぐに踏み出す事が出来ましたが、そうではない人も多いと思います。

自分は一度思ったら行動に移すタイプなので、転職にはすぐに踏み出す事が出来ました。

また、日本では我慢する事が美徳とされてきたので、なかなか動き出しにくいと思います。

ですが、我慢していても状況は何も変わらないのと、後で後悔するよりは、まずは一歩を踏み出してみる事をおすすめします。

また、すでに40代の方は早ければ早いほど有利になりますので、悩んでいるのであれば、すぐに動き出したほうが良いと思います。

思っているより求人案件は多くありますので、まずは転職サイトやエージェントに登録してみてはいかがでしょうか。